case study

CLIENTサイボウズ株式会社 様

FORM リアルステージを活用した
オンライン配信

グループウェアをはじめとした様々なソフトウェアを開発しているサイボウズ株式会社が展開する、業務アプリ制作クラウドサービス『kintone』。
kintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、業務改善につながるkintoneの活用ノウハウやアイディアを共有するイベントが『kintone hive』で、全6都市にて開催されています。2021年の東京開催は、USEN STUDIO COASTを会場としてオンライン配信をしました。
こちらのオンライン配信イベントの運営を担当した配信軍師②=mihoに、このイベントを開催した際のポイントを聞きました。

- このイベントは、無観客での開催だったようですが?
miho

miho:当初の予定では、USEN STUDIO COASTにて来場者を迎えて有観客+オンライン配信での開催をする予定だったのですが、新型コロナウィルスの状況を考慮して無観客+オンライン配信というかたちでの開催に変更しました。

会場となったUSEN STUDIO COAST。

実際の配信画面。メインMCはクライアントの社員が担当。

- お客さんを入れないことが決まった時点で、普通のスタジオで収録する話にはならなかったですか?
miho

miho:音楽系のライブが数多く開催されている会場なので、その実績から想起される特有のアクティブな雰囲気が、今回の『kintone hive』の先鋭的なイベントのイメージに合致していると考えて選んでいます。ステージの演出照明なども使用して、配信画面越しでも、ワクワク感や臨場感を少しでも受け取っていただけるイベントにしたいと考えて判断に至りました。

通常のビジネス系イベントとは一線を画す
スタイリッシュなステージング

- 実施する内容や構成などは、どのように決まっていくのですか?
miho

miho:実施したい要望をうかがって、その内容を台本に落とし込みながら制作します。イベント全体の流れを資料として共有できると、開催のイメージを明確にして進行することができます。台本をベースにして、その上に各プログラムを装飾する音楽・テロップ・照明などの演出を加えていきます。詳細までクライアントとディスカッションを重ねて、内容の検討・更新を繰り返したうえで決定していきます。

プレゼンだけでなく、ディスカッション形式のプログラムも実施

- 今回のオンラインイベントで、こだわった部分はありますか?
miho

miho:クライアントとミーティングをする上で、オンラインだからこその見栄えを意識して進めていきました。
フレームやテロップで配信画面を装飾して華やかにするのと共に内容が分かりやすいようにし、舞台装飾としてバナーを吊ったことによりステージをカメラで抜かれてもイベント感が失われない様に照明含め演出を加えました。

視聴者参加型の仕組みにしました。

プログラムの最後に、ステージにて結果を発表。

- オンラインイベントも様々な形式がありそうですし、準備も大変そうですよね?
miho

miho:当初の予定通り来場者を迎えての有観客開催+オンライン配信のハイブリッドでの開催となった場合は、受付や誘導のスタッフ手配、運営フローを共有する為のマニュアル作成や必要備品の準備なども出てきます。その様な基本的な作業に加えて、来場者の方々がワクワクするような空間づくりを意識して、新しいことに挑戦していくお手伝いをさせて頂くという思いが大きいです。ご要望をうかがい、我々の経験でアドバイスしたり、決まっているものをハッキリとオーダーできる状態になくても、ディスカッションをしながら要件を整えていくお手伝いができれば、大変という感覚よりも、一緒にイベントをつくっていくことが嬉しいという気持ちが強いです。是非お気軽にご相談ください。

PROFILE:配信軍師② miho
台本制作や各種手配といった基本業務はもちろんのこと、時としてステージ(戦場)に出陣してのフォローまで行う配信軍師。音楽ユニットのマネジメントを担当していたこともあり、エンターテイメント系のアイディア提案もご相談ください。